TPMSが日鉄物流広畑㈱の輸送車両に実装

産機・インフラ事業本部は、日鉄物流広畑㈱とTPMS(タイヤ内空気圧温度モニタリングシステム)を活用した輸送車両の安全運行の実現に向けた取り組みを新たにスタートさせています。

TPMSは、タイヤ内空気圧と温度の実数値を可視化し、走行中にタイヤ内の状態をリアルタイムに監視することで、タイヤトラブルの早期発見や日常点検の補助に役立つシステムです。車両火災対策や空気圧管理対策、輸送品質の向上、人手不足対策などの効果があり、ドライバーや運行管理者の負担軽減にも大きく貢献しています。

2022年3月から同社の輸送車両にTPMSが実装され、走行中のタイヤのモニタリングを行うことで、日々の車両管理の効率化や貨物輸送の安全性向上を図っています。実際に「走行時の空気圧と温度が数字でわかるので、より安心して運行できるようになった」など、安全面や危機管理、車両管理強化に一定の効果が出始めいています。
今後も、日鉄物流広畑㈱との取り組みをさらに強化していくとともに、一層のTPMSの普及を目指していきます。