エアバッグアップサイクルの取り組み

当社グループ会社の㈱スミザック(以下スミザック)は、廃棄されるエアバッグを使用し、バッグに生まれ変わらせるアップサイクルの取り組みを進めています。
日本では年間約270万台の車が廃棄されていますが、エアバックは法律により新たな車両へのリサイクル利用が禁止されており、焼却処分されています。そこでスミザックはそれらをリサイクルできないかと考え、当社鉄鋼事業本部より車の解体業者の紹介を受け、廃棄されるエアバッグとシートベルトを使用したバッグを作成しました。

エアバッグとシートベルトは人を守る素材のため頑丈で、バッグへの素材としても大変優れており、バッグ本体の生地だけでなく、持手にシートベルトを使うなど全ての素材を利用しています。
エアバッグのアップサイクルの取り組みにより、焼却処分されているエアバッグが処分されずに活用されるため、廃棄を少なくし、地球環境の保護に貢献することができます。
スミザックでは、今後もさまざまな素材を使用し、新しいアップサイクルの取り組みを進めていきたいと考えています。