中長期経営計画2025


1. 実行施策と収益目標
実行施策
2019年度経常利益
332億円
事業環境悪化想定
× 120億円
1事業基盤強化策の実行による強靭な企業体質の構築
- 付加価値生産性の向上と一般管理費の効率化
- グループ製造・販売拠点の再編・統合・撤退
2023年度に
発現する効果
〇 100億円
2成長戦略の推進による持続的な利益成長の実現
- 新規需要補足
- 海外事業の深化・拡充に向けたグローバル戦略の推進
- 主要ユーザー連携、流通・加工強化、
ソリューション提供による拡販・収益性向上 - 流通効率化や新たな事業創出につながるM&A、
アライアンス戦略の推進 - デジタルトランスフォーメーション戦略の推進
2023年度に
発現する効果
〇 110億円
3ESG経営の深化
- 脱炭素社会・環境保全への貢献
- 国土・地域発展への貢献
- 循環型社会・サステナブルな暮らしへの貢献
- サプライチェーンの一環最適化(情報技術の活用)
- 多様な人財の活用
(人を育て、人を活かし、人を大切に) - 信用・信頼に基づく経営
2023年度目標 経常利益
420億円
戦略施策、固定費対策の進捗
〇 30+α億円
2025年度目標 経常利益
450+α億円
収益目標


中長期経営計画 | ||
---|---|---|
2023年度目標 | 2025年度目標 | |
経常利益 | 420億円 | 450+α億円 |
当期利益 | 260億円 | 280+α億円 |
2. 事業本部別施策
鉄鋼事業


- 環境変化
- × 75億円
- 事業基盤強化
- 〇 75億円
- 成長戦略
- 〇 90億円
ESG経営の深化
主要成長戦略
- SDGsなどの社会的ニーズに対応した新規需要補足
- インサイダー化強化などのグローバル戦略
- 主要ユーザー連携等による拡販・収益性向上
- M&A,アライアンス戦略の推進
- DX戦略による鋼材流通の改革
産機・インフラ事業


- 環境変化
- × 16億円
- 事業基盤強化
- 〇 10億円
- 成長戦略
- 〇 6億円
ESG経営の深化
主要成長戦略
- マルチマテリアル化の推進(鉄鋼との協働)
- 世界的なアルミ材需要拡大への対応強化
- ヘッドレスト部品事業のグローバル展開拡大
- 鉄道保線機器、厨房自動化機器輸出の拡大
- 屋根置き太陽光発電事業の拡大
繊維事業


- 環境変化
- × 30億円
- 事業基盤強化
- 〇 17億円
- 成長戦略
- 〇 7億円
ESG経営の深化
主要成長戦略
- 成長ユーザー・分野への開拓と深耕
- グローバル取引拡大(欧州向け・中国向けなど)
- 新規ビジネス開拓(通販・EC専業向け、フィットネス系など)
- エシカル消費などの社会ニーズに対応した商品拡大(リサイクル、アップサイクル商品など)
- 三井物産との提携による成長戦略
食糧事業


- 環境変化
- ± 0億円
- 事業基盤強化
- 〇 4億円
- 成長戦略
- 〇 7億円
ESG経営の深化
主要成長戦略
- Plant Based Meat(植物由来肉)、Antimicrobial-Free Pork(抗生物質・成長ホルモンフリーの豚肉)の拡販
- 東南アジアマーケットの開拓
- 量販・テイクアウト業態への販売強化
- M&Aによるバリューチェーン充実
3.財務目標と株主様への還元
財務体質目標
2020年度実績 | 中長期経営計画 | ||
---|---|---|---|
2023年度 | 2025年度 | ||
ROE | 6.5% | 9~10% | |
ROIC | 3.9% | 6%程度 | |
NET D/C レシオ |
0.95倍 | 1.0倍以下 |
株主様への還元
連結配当性向は30%以上目安とし、安定的な利益成長に応じた株主還元の拡大に努めてまいります。
4. 中長期環境目標
当社グループ全体でCO2削減に向けた活動を展開
対象 | 本体及び国内・海外連結子会社 | |
---|---|---|
設定目標 | 2030年度 | CO2排出量 2018年度比 ▲30% |
2050年度 | カーボン ニュートラル |