ワーク・ライフ・バランス

次世代育成支援対策推進への取り組み

行動計画期間

2024年4月1日~2027年3月31日(3年間)

目標と取り組み内容

目標

  1. 1.男性育休(妻の出産休暇を含む)100%を目指す
  2. 2.制度が取得しやすい環境の整備(意識・風土・制度・システム)

男性育休取得率(妻の出産休暇含む)

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
36.4% 52.2% 57.1% 64.0%

取り組み内容

  • 上司・同僚の理解浸透(部課長研修、階層別研修、制度説明会等での啓蒙)
  • 育児休業制度説明の実施継続、パンフレットの更新・ブラッシュアップ、好事例紹介、周知徹底
  • ワーママ・ワーパパに対する両立支援セミナーの実施
  • 業務引継ぎしやすい体制の構築(チーム制、早期に申請してもらう等)

ワーク・ライフ・バランスの充実

審査部に所属する尾花一輝は2022年7月に米国アラバマ州バーミングハム市で開催されたTHE WORLD GAMES 2022(※)のラクロスSIXES男子日本代表に選出され、3位決定戦(対英国戦)において決勝ゴールを決め、この試合に勝利し、銅メダルを獲得しました。ラクロスにおいて、世界大会でのメダルは日本史上初の快挙であります。

(写真は日本ラクロス協会提供)
  • THE WORLD GAMES 2022
    7月7日から17日まで、公式30競技、公開5競技が実施され、世界約100の国・地域から約3,000名のトップアスリートが集合、世界の頂点を目指しました。

大学入学後にラクロス部に所属し、大学の必須単位である海外留学でラクロスができる環境を求めて米国の大学へ2年生の秋から9カ月間留学、現地大学のラクロス部に所属して体格に優れたプレイヤー達の中で技術、体力を向上させました。帰国後、4年生の時に全国大学選手権で優勝、日本代表候補に選出されました。「社会人になってもラクロスを続ける」という強い決意のもと、当社に入社しました。

入社後は審査部に配属され、鉄鋼、食糧、国内外関係会社の担当部門の与信管理で多忙な毎日を過ごしています。ラクロス選手としては、平日は時間の許すかぎりランニングや筋力トレーニングなどの個人練習、休日は所属のクラブでチームメイトと練習や試合を積み重ねてきました。「業務の効率化」と「スケジュールの管理」を高い意識で実践することで業務に邁進しながらトレーニングの時間を確保するよう努力しています。急な案件の発生時、月末や期末の繁忙期などは業務が立てこむことがありますが、そのような時には短い時間でできるトレーニングをするなどの工夫により、業務とラクロスの両立を実践してきました。

社会人になってから、よりレベルの高いプレーを目指したいと同じ思いを持つ仲間と一緒に新たにクラブチームを立ち上げ、現在の活動の中心としています。

今回のTHE WORLD GAMES 2022出場へ向けて、会社として年次有給休暇とは別に「特別休暇」を付与、安心して大会に参加できるようにし、実務においても周りの部員が不在時の業務を分担、大会期間中は試合に集中できるように体制を整え、尾花一輝を応援し、活躍を支えるようにいたしました。

尾花一輝のコメント:
会社からの特別休暇の付与、業務における周りのサポートのおかげで、日鉄物産の社員としてだけでなく、ラクロス選手としての尾花一輝を認めてくれている、応援してくれていることを強く実感しました。これからも日鉄物産の社員として、ラクロス選手としてさらに成長したいと思います。

日鉄物産はこれからも社員が仕事と私生活の両面で充実できるよう、ワーク・ライフ・バランスの促進に向けて取り組んでまいります。

中村社長へ銅メダル獲得を報告 (撮影時のみマスクを外しています)