サプライチェーンの一貫最適化 情報・技術の活用

DX戦略の推進

当社は、ICTの活用により徹底した商社業務のデジタル化を図り、サプライチェーン一貫での効率化を推進することで、流通改革の実現を目指しています。

現状の鋼材流通は、仕入先や需要家が多種多様となる中、少量多品種化や納期・品質管理の厳格化が進行しており、生産性・業務効率の難度が上がる状況における業務の適確性向上が課題となっています。そのため、当社は、加工センターを含む広い範囲をカバーする鋼材流通DXプラットフォームを新規開発し、引合~見積~受発注~加工~出荷~代金回収にわたる商社業務全てのデジタル化を実現することとしました。

これにより、

  1. 1.需要家・流通・仕入先一貫での効率化
  2. 2.業務の正確化と品質管理の飛躍的向上
  3. 3.情報のリアルタイム化・可視化による在庫・ロスの削減と物流効率・生産性の向上

を図ります。

NST's Solution

鋼材流通の課題

  • 鋼材流通はメーカーもユーザーも多種多様
  • 更に少量多品種化、納期品質管理の厳格化も進行
  • 生産性・業務効率の抜本的改善
  • 適確性の追求

鋼材流通DXプラットフォーム(含む加工センター)を新規に開発し、当社トレーディング業務をデジタル化

  • ユーザー、流通、メーカー一貫での効率化、業務適確性と品質管理を格段に向上
  • 情報のリアルタイム化・可視化による在庫・ロス・物流効率・生産性向上を実現
「入票システム改善」「自動財源管理システム」などの社内システムは21年度下期に本格立上げを経て、引き続き機能拡充・品種分野展開などを継続推進。
「新コイルセンターシステム」「ポータルサイト」などの社外連携システムは22年度上期に基盤を立上げ、中期的取り組みとして機能拡充・拠点展開を更に図るもの。

本戦略推進に当たり、2020年7月に社長直下にDX推進部を設置しました。DX推進部には、各事業本部の人員も配置し、営業業務の実態に即応した検討・開発を行っています。開発は、鉄鋼事業における鋼材流通のフルデジタル化から着手しますが、産機・インフラ事業、繊維事業、食糧事業においても、各事業部門独自の視点からDX施策の検討・開発を推進します。最新のICT活用のための環境整備として、DXプラットフォームを含むシステム投入に2021~25年度の5年間で170億円を計画しています。

また、経営と一体になった運営を図るため、DXプロジェクトのロードマップを随時役員レベルに報告レビューするとともに社員全体のICTリテラシー向上に資する人財の育成にも取り組んでいます。