この道では誰にも負けない商社

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鈴木

自動車鋼板営業第一部<2011年入社>

INTERVIEW

自分と関わる人を笑顔にさせる!
お客さんに直接会いに行くことから全ては始まります!

INTERVIEW

01

人生は一度きり!

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日鉄物産に入社を決めた理由を教えてください。

私の場合、この会社じゃなきゃ嫌だなんてことは全く思っていなかったんですけど、鉄の業界って金額規模が大きくて緊張感があるってイメージは持っていたので、そこに自分の身を置いた時に一体どうなるんだろうって思いはありました。人生一度きりですし、せっかくなら緊張感がある環境の中で働いてみたいなと思いましたね。
最終的に入社しようと決めたのは、OB訪問の時に会った人がとても良い人で、その人に惹かれて入社を決めました。

02

ベストな商品をベストなタイミングで納品する!

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現在の仕事内容を具体的に教えてください。

自動車鋼板第一課という部署に所属していて、自動車・トラック用に使用される鋼材を各お客様に販売しています。鉄というのは、1日、1カ月では製造できず、2カ月から長い品種で3~4カ月程度、製造に時間がかかります。お客様から内示と呼ばれる長期生産計画を入手して、これを元に仕入先に鋼材を発注し、ベストな状態の商品をベストなタイミングで納品できるよう、生産・輸送・加工など全ての工程を調整するのがメインの仕事です。
また、当然ながら自動車メーカーも鉄鋼メーカーも様々な要因で計画が変わってくるので、その間を取り持って両社に不都合がないよう最新の注意を払いながら日々業務にあたっています。

自動車・トラック用ということは、
他にも種類があるのでしょうか。

最終用途により鉄の仕様や種類も異なります。
私たちが購入している鋼材をイメージしやすく言うと、板チョコのように薄くて四角い鉄をクルクルクル~と巻いてトイレットペーパーみたいな形になっているコイルという商材ですね。
そんなトイレットペーパーにも規格や仕様というものがあって、例えば柔らかい質感だったり、固めの質感だったり等で購入される人の要求に合わせて多種多様です。実際の我々のお客様に当てはめて考えると同じ形をしたコイルでも電機関係のお客様に納入するコイルと、自動車関係のお客様に納入するコイルって種類は違います。
今、私が売っている材料は最終的に車のバンパーとか車を支えるフレーム等になります。

鉄にもさまざまな仕様があるのですね。

様々な用途・仕様に合わせて多様な形状の鋼材があります。先ほど説明したコイルと言う鋼材のうち、私は耐久性が非常に重要になる自動車・トラック用の鋼材を担当しています。例えば、自動車向けに製造された耐久性に特化した鉄を、先程お話した電機関係、エアコンだったり、冷蔵庫だったり、そういうものには使いませんよね。耐久性は自動車ほど必要ないですし、重くなるだけですから。なので、鉄は鉄でも用途によって異なってくるわけです。

担当エリアはどのあたりになるのでしょうか。

私はトラック関係をメインにやっており、関東エリアが担当になります。
ですので日本全国を飛び回るわけではないですが、なるべくお客様のところに行きたいという考えはありますね。
あとは、お客様の会社の中でも生産管理だったり、品質管理だったり、調達とか色々部署があるので色んな人と会いますね。

そんな細かく部署ごとの担当者と会うんですね。

そうですね。納品する商品は一つだったとしても、その中で各部署との調整もあって、要望がそれぞれ違ったりするので、私の方で「最適解はこれ!」というのを提案しながらプロジェクトを進行していく必要があります。そして、プロジェクトは一つだけではなくて、同時並行で何十種類も動いているので大変です。
例えば、AというプロジェクトのためにAという鉄を用意してほしい、Bというプロジェクトのために、Bという鉄を用意してほしい、というプロジェクトが動いている時に、A鉄、B鉄どちらとも自分たちのメニューの中にあればいいですが、B鉄だけないって場合もあって、その時は他商社と調整して持ってこなければならない、なんてことも発生します。そこには当然プロジェクト完了に向けて納期もありますから、ハードな仕事かもしれないですね…(笑)

03

若手のころに教わった『会いに行け』が、今の自分を作り上げました!

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最初大阪支社に配属され、
どんな業務をされていたのでしょうか。

大阪支社の時は、自動車ではなく、電機関係を担当していました。お客様の要望に合わせ輸出業務もしながら、約7年半いましたね。
元々学生の時も関西で過ごしていたので、文化というかそういうのにも違和感なかったですし、一緒に仕事させてもらった方々がいい人ばかりでしたので、働きやすいというか溶け込みやすかったですね。

その7年半を経て、海外に行かれたんですね。

はい。ただ7年半の間に出張はかなり行っていて、晩年は1カ月に1・2回出張していました。
弾丸で行くことの方が多くて、タイに行って次の日帰国なんてことはザラにありましたね。
この弾丸で行くっていうのは、一見ハードだと思われるかもしれませんが、当時の上司から言われた「直接会って関係を作れ」っていう言葉は凄く大事だなと思っていて、今でも会わないと人間関係って始まらないと思っています。あまりにも会いに行き過ぎて「また来たの?」って言われた時もありますけど、それぐらいになってようやく心開いてくれるというか。「お客様のところに行く」というのは、私の中で大事にしていました。

タイ駐在が決まったのは、
お客さんとの関係もあるのでしょうか。

当時私が担当していた一番のお客様の海外拠点が日鉄物産の関係会社のすぐ隣にあったので、顧客や商材理解度からもそうなったんだと思います。
7年半大阪で働いてきて、海外に行きたいなって思っていたころだったので、タイミングがよかったです。

タイ駐在時に印象に残ったことはありますか。

海外で働くって難しいなと思いました。育った環境は勿論、文化・食事・お金の重みも全く違うのでその人たちとチームを組んで一緒に働くことが最初は難しかったです。
こちらはお客様への納期や約束ごとは必ず守るというのが当たり前なのですが、伝わり辛い時があったりしました。仕事への考え方というのか、そのあたりのギャップは苦労しました。
逆に言うと、今となってはどんな相手に対しても自分の考えを伝えることや、理解できるように教えることっていうのは得意になりましたし、これができれば国内営業だろうが海外営業だろうが、なんでもできると思いますね。

国内営業・海外駐在を経験して、
商社の営業の本質ってどのようなものなのでしょうか。

難しい質問ですね…(笑)
でも、やっぱり「人を喜ばせる」じゃないですかね。
お客様が困っていたら何とかしますし、逆に困る前にこちら側から提案するし、これが結果的に「人を喜ばせる」に繋がっていくんだと思います。
そういった姿勢で働いていれば、自分自身の価値も上がるし、日鉄物産の価値も上がるし。
これはお客様だけではなくて、仕入先も含めてです。自分と関わる人たちとの関係性を築きながら、みんなが笑顔になれる仕事をするっていうのが、商社の営業の本質だと思っています!

04

教え方の重要性

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主事としての立ち位置から、
若手をどのように育てていきたいと考えていますか。

新入社員や若手社員って分からないことの方が多いので極端な話、子供でも分かるぐらいの説明や内容、言葉でなければいけないと思っています。ですので、日々伝える時の工夫はしています。
あとは、単発で説明しないってことです。事あるごとに、これはこうやるんだよって単発で教えても作業は覚えて内容は理解できないんです。なので、この単発で教えたことを単発同士で繋げることが必要になってくると思っています。ここの繋げる説明を怠るといつまでも理解度は深まらないので、意識して教えていきたいなって考えています。
点と点ではなく、面で捉えて広げていくというイメージですね。そうすれば、例えば困った出来事が起きたとしても、もしかして○○を応用すれば解決できるんじゃないかって考えになると思います。点のまま教わっていたら、応用が利かないですから。

05

伸びしろがある!

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日鉄物産のここが好き!を教えてください。

好き…とは別かもしれませんが、日鉄物産はまだまだ伸びていくと思っています。
真面目な話、会社を継続していくためには、まだまだ事業を拡大しなければいけないと思っています。飽和状態の日本では難しい局面です。ですので海外に目を向ける必要があると思いますが、日本国内での土台(仕事の仕方やマインド)がないと、いざっていう時に戦えないし、日本という国は礼儀もあり、秩序もあって素晴らしい国だと思っているので、この日本スタイルを学び、活かしていかなければならないと思っています。
日鉄物産は、戦うための土壌を今つくっているところで、今後伸びしろがまだまだあるなって思いますね。

MESSAGE

就活生へのメッセージ

面接の時はみんな緊張すると思います。その時によくある話として、学生の時に何を学んで、それをどう活かして、とかテンプレ的なものがあると思うのですが、自分の話を真剣に興味をもって聞いてくれる人たちに会う機会って中々ないんですよね。エピソードトークを友達に話しても意味分からないじゃないですか。こちらも向こうも。よく考えたら、私たちでも普段合わないような会社の経営陣が自分の話を聞いてくれる場がそこにあるのって凄いことだと思うんです。なので、逆にそれを良い機会だと思って、自分のストーリーを楽しく、身振り手振りで自信を持って話してほしいし、その場を自分の空気にしてほしいなって思います。

● OTHER MEMBERS

大井

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薄板輸出営業部<2011年入社>

伊藤

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建材営業部<2022年入社>

入谷

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鉄鋼貿易物流部<2024年入社>

山田

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鋼管営業部<2019年入社>

横田

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ブリキ営業部<2013年入社>

黑部

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電磁鋼板営業部 <2011年入社>

片桐

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畜産第二部 <2014年入社>

竹内

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機能マテリアル部 <2019年入社>

尾花

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審査部 <2020年入社>

川上

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機材部 <2023年入社>

安達

安達

薄板営業部 <2023年入社>