豊富な販売経験を活かした
海外製鉄道用機器の輸入・販売

高品質・長寿命で国内トップシェアを誇る日本製鉄製 鉄道用車輪・車軸・駆動装置等鉄道車両部品の国内販売、海外取引で培った経験・ノウハウを元に、海外製の溶接機、保線車両や計測器等を、国内の鉄道事業者を中心とする幅広い顧客へ販売を行っております。単なる販売のみならず、販売後のメンテナンス体制も整え、顧客の作業効率の向上に貢献できるサービスを提供。顧客の要望に合った販売提案を心掛け、海外製鉄道用機器の調達サポートを実施しております。

最先端鉄道製品の販売

Greenwood Engineering社製 デジタル断面形状計測器

Greenwood Engineering社製のミニプロフ(デジタル断面形状計測器)は、車輪・レール・ブレーキディスクなど、日々摩耗する物品の断面形状を簡単に測定することができるメンテナンス用の接触式計測器です。
無線接続に加え、目的に応じて簡単な設定ができるソフトウェアと併せて使用することにより、様々な鉄道用車輪・レール・ブレーキに対してお使い頂けます。また、豊富なデータ解析機能により、車輪フランジ幅やフランジ角、レールの残存部等の値を求めることが可能であり、資材調達の判断や、メンテナンス・品質保証等の場においてもご活用頂けます。ミニプロフは研究開発及び日常検修における重要なプラットフォームとなっており、世界基準の計測器として多くのユーザーにご使用頂いております。

製品概要

製品名 デジタル断面形状計測器 ミニプロフ(MiniProf)
製造会社名/所在地 グリーンウッドエンジニアリング社
(Greenwood Engineering)/デンマーク
計測対象 鉄道用車輪、鉄道用レール、鉄道用ブレーキディスク
計測精度 車輪:±9µm レール:±11µm ブレーキディスク:±11µm
重量 各0.9kg(車輪・レール・ブレーキディスクタイプ)
計測所要時間 5秒以内
計測レート 10,000ポイント/秒
プロファイルサイズ 20-30kb/1プロファイル
動作可能時間 10時間もしくは1,000回計測 ※最大まで充電した場合

LINSINGER社製 ミリング式レール削正車

LINSINGER社製ミリング式レール削正車は火花、粉塵が殆ど発生しないため軌道養生を必要とせず作業人員の削減が可能で、地下鉄やトンネル内の作業にも適しています。
また、従来製品と比較して1パスで深い削正量を得ることができ、作業効率を大幅に向上させることができます。
このリンジンガー社製削正車はミリング装置※1とグラインディング装置※2を組み合わせることにより削正後のレール面を滑らかにし、鉄道車両が高速で通過した際の転動音の発生を抑えることが可能です。

  1. ※1チップを取り付けたホイールでレールを削正する装置
  2. ※2砥石でレールの削正仕上げ(表面を滑らかにする)を行う装置

製品概要

製品名 ミリング式レール削正車
製造会社名/所在地 リンジンガー社(LINSINGER Maschinenbau)/オーストリア
削正深さ/1パス 0.3-1.0mmの範囲で設定可能(仕様により異なります)
削正速度 10-12m/分(仕様により異なります)

System7社製 ユニバーサル・タンパー4.0

System7社製「ユニバーサル・タンパー4.0」は高効率なタンピングマシン(通称 マルタイ:マルチプルタイタンパー※3)です。この新型タンピングマシンはオペレーションコストを大幅に低減しつつ、シンプルな操作、オペレータによる補正入力を必要としない全自動ガイダンス、タンピングバンク及び車輛全体の常時モニタリング、そして保線計画立案用のトレンド解析などの革新的技術を提供します。また、独自のタンピング最適化技術により、バラストの状態に応じた最適タンピング品質を実現し、バラスト品質の維持・向上に貢献します。
「ユニバーサル・タンパー4.0」の心臓部は完全油圧駆動による最新の静音タンピングバンクです。タンピングバンクはバラストの貫入時のみ振動します。タンピングバンクには新開発のユニバーサルタンピングシリンダーが装備されており、偏心軸などの回転部品は存在しません。これにより耐久性が大幅に向上し、オーバーホールとメンテナンスコストの大幅な削減を実現します。
また、タンピング時間やオペレータの感覚に頼らないバラスト状態に応じたタンピングの最適化が可能となりました。

  1. ※3線路に敷いてある砂利(バラスト)を突き固め、線路を正しい位置に敷き直す機械

製品概要

製品名 ユニバーサル・タンパー4.0
製造会社名/所在地 システム7社(System7 rail support)/オーストリア

Holland社製 モバイル式フラッシュバット溶接機

Holland社製のモバイル式フラッシュバット溶接機(Flash-Butt Welding Machine)は、溶接機本体だけでなく、クレーン、制御装置やエンジン発電機などを一つのコンテナ内へコンパクトにパッケージすることで、基地での一次溶接から軌道上での二次・三次溶接を可能にしたオールインワンの万能機です。
フラッシュバット溶接とは、レールに電流を流し接触と火花(フラッシュ)を繰り返すことで、接合部の温度を上昇させた後に加圧・圧接する工法のことです。ガス圧接など他の工法と比較し、施工能率が良く(JIS60kgレールの溶接一口あたりの所用時間は90秒程度となります)、品質の安定性や管理面で良好な工法であることから、日本のODA(政府開発援助)による海外での鉄道事業、国内の九州新幹線や北陸新幹線でもHolland社製のフラッシュバット溶接機が使用されています。
Holland社は1935年から続く老舗企業で、フラッシュバット溶接機の販売だけでなく、自社で溶接の請負も実施します。北米では80%以上のシェアを誇り、自社製のフラッシュバット溶接機が常時250台以上稼働しています。そうした豊富な知識・経験を活かし、トンネル内や高架上など様々な施工現場に合わせた汎用性の高い溶接機を提供しています。

製品概要

製品名 モバイル式フラッシュバット溶接機
製造会社名/所在地 ホランド社(Holland)/アメリカ・シカゴ
型式名 H-650 H-1000
アップセット力(mton) 標準65/最大97 標準100/最大130
クランプ力(mton) 標準175  標準225
全重量(kg)※ 約16000(内、ヘッド重量は2950) 約16000(内、ヘッド重量は3085)
寸法 D×H×W(mm)※ 7315×2400×2413(2610) 7315×2400×2413(2610)
  • 180度旋回式Slew Crane搭載の場合の数字です。±15度旋回式Jib Crane搭載の場合は異なります。発電機や油圧ユニットなどの仕様については下記お問い合わせボタンよりお問い合わせください。