Cross Talk
日鉄物産 × 外国籍社員
日鉄物産は、企業理念と経営方針を実現し、持続的に成長していくために、女性・高齢者・外国人・障がい者など多様な人財が働きやすい職場環境を整備し、組織を多様化(ダイバーシティ)するとともに、社員全員が成長し活躍 できる(インクルージョン)会社を目指し、取り組みを強化・推進しています。
Cross Talk

舒(シュウ)さん
2006年入社
経営企画部

胡(コ)さん
2014年入社
ステンレス・チタン・特殊鋼営業部

尹(ユン)さん
2024年入社
薄板輸出営業部
国籍関係なく、自分らしさを発揮できるのが日鉄物産!
日鉄物産は、企業理念と経営方針を実現し、持続的に成長していくために、女性・高齢者・外国人・障がい者など多様な人財が働きやすい職場環境を整備し、組織を多様化(ダイバーシティ)するとともに、社員全員が成長し活躍 できる(インクルージョン)会社を目指し、取り組みを強化・推進しています。
日本に来たきっかけと就活について教えてください。
- 胡さん
- 私は大学院生になるタイミングで日本に来ました。高校時代に日本のアニメにハマり、日本語を学びたいと思い大学で勉強しました。大学院では就職活動に苦労し、当時は売り手市場ではなかったため狭き門でした。
- 舒さん
- 私は高校を卒業してから日本に来ました。日本の大学に入学できるか不安でしたが、日本語学校で日本語を勉強し、無事大学に合格しました。日本語学校では短期間で会話ができるようになりましたが、「総合職・女性・外国籍」の壁も感じました。
- 尹さん
- 私も、大学から日本に来ました。高校で日本語を専攻し、日本人の先生の影響で日本に興味を持ちました。学生生活のコミュニケーションには苦労しませんでしたが、就職活動に関してはコロナ禍だったこともありオンライン中心で、不安や戸惑いも多かったです。
なぜ日本企業、そして商社業界に進もうと決めたのでしょうか。
- 尹さん
- 私は、大学生として日本に住み、日本の文化や生活が自分に合っていると感じたため、日本での就職を決めました。当時、国際寮に住み多くの国籍の人と交流した経験から、海外と関わる仕事がしたいという想いが芽生え、商社業界を選びました。
- 舒さん
- 私は、親族が商社や貿易関連の仕事をしていて、自然と興味を持ちました。金融やコンサルも考えましたが、メーカーか商社に業界を絞り、経験の幅が広い商社を選びました。
- 胡さん
- 私は、鉄鋼業界に以前から興味があり、鉄鋼メーカーか商社に絞っていました。最終的に商社を選んだ理由は、早いうちから国内外の営業経験が積めることが魅力的だったからです。
日鉄物産に入社を決めた理由を教えてください。
- 胡さん
- 日本製鉄グループの中核商社であることが大きな決め手でした。基盤がしっかりしているため将来性を感じましたし、仕事のフィールドが広い点が魅力的でした。
- 舒さん
- 私の決め手は「人」です。面接で出会った方々の人柄に惹かれ、「この人たちと働きたい」と思いました。仕事のフィールドの広さも魅力的でしたね。
- 尹さん
- 私も舒さんと同様に「人」に惹かれました。面接で「国籍に関係なく他の国も担当してもらうよ」と言ってくださり、私自身を見てくれていると感じたことが印象的でした。一人の人として尊重してもらえたと実感した経験でもあり、入社の決め手になりました。
現在の業務内容と仕事の魅力について教えてください。
- 舒さん
- 私は、2022年からMNインターファッションに出向していましたが、2024年12月に経営企画部に戻りました。現在もMNインターファッションの業績管理を中心に、業績資料や予算策定、他事業の投資案件のフォローなど幅広く担当しています。経営層に近い距離で働けるのは貴重な経験だと思います。
- 胡さん
- 私は、入社以来ずっと海外向け鋼材販売を担当しています。メーカーやお客様、物流、与信など幅広く業務に関わることができる点が魅力です。業務の幅が広いためスキルアップにもつながり、社内検定制度もありますし日鉄物産には学ぶ環境が整っています。
- 尹さん
- 最近熱延から冷延・表面処理鋼板輸出課に異動し、現在は韓国や中国のお客様を担当しています。商談や出荷のフォローが主な業務で、品質を守り安全に届けることを重視しています。2年目ですが、メーカーの幹部の方とも直接やり取りできる点が私にとって良い刺激になっています。
担当業務や案件を進める中で、苦労を感じることは何ですか?
- 舒さん
- 苦労は多いですね(笑)。投資案件は数字で判断する場面が多く、時には「NO」と言わなければならないため、感情に左右されずに物事を判断することが難しいです。計画と実績を近づけるための努力もプレッシャーになりますが、経営企画の業務は経験を積むことが非常に大切だと実感しています。
- 胡さん
- 私も苦労しているのは「板挟み」の状況ですね(笑)。メーカーとお客様の間に立ち、コストや納期など両者の考えの違いを調整するのは大変ですが、うまく解決できた時は達成感があります。経験と知識を活かして試行錯誤することが必要で、苦労はつきものですね。
- 尹さん
- 胡さんと同じ苦労もありますが、私の場合はまだ2年目ということもありお客様の方が経験が豊富で、その場でお客様の疑問やニーズに答えられないことが特に悔しい気持ちになります。
社内で外国籍同士のコミュニケーションを取ることはありますか。
- 胡さん
- 個人的に外国籍の同僚とよく飲みに行きますし、国籍や部署に関係なく飲みに行くことも多いです。
- 舒さん
- 私も近くの席の外国籍の方とご飯に行きますし、部署を越えて胡さんと一緒に飲みに行くこともあります。所属部署、年次関係なくコミュニケーションが取りやすい環境だと思います。
- 尹さん
- 私の部署には外国籍の方が多く、交流の機会も多いです。インド人や中国人の先輩同士が流暢な日本語で会話しているのを見ると、面白い光景だなと感じます!(笑)
- 胡さん
- 尹さんの部署のインド人の先輩は、とても日本語が上手です!(笑)
日本と自国の文化や考え方の違いなどがあれば教えてください。
- 胡さん
- 日本文化の良さは「ルールを守り仕事が丁寧」な点ですが、一方で意思決定のスピード感は遅いと感じます。中国はまずやってみるという文化で、失敗も恐れません。どちらも国ごとの企業文化の違いだと思います。
- 舒さん
- 「日本のビジネスにおいては、『準備として根拠を探すのに時間がかかる』という傾向があるように思います。一方で、 海外では根拠よりも気持ちが重視されやすい傾向があるように感じます。
- 胡さん
- 根拠探すね…日本は…(笑)大切なことですけどね!
- 尹さん
- 私は、日本の思いやりの文化が好きです。相手の立場を考えて伝えることや、相手の立場に立ち、時には遠回しな表現を用いる点も日本らしさだと思います。
今後挑戦したいことや、キャリアプランについて教えてください。
- 尹さん
- 私は1年目から海外営業を担当しているので、5年以内に駐在を経験したいです!これまで女性が駐在したことのない国に挑戦してみたいと思います(笑)。
- 胡さん
- 尹さんならどこでも活躍できるよ!(笑)インドには原料部の女性が1人駐在しているので、心強いと思いますよ。
- 舒さん
- 私は今年管理職になったばかりなので、マネジメント力をつけながら今の業務に取り組んでいきたいです。
- 胡さん
- 私は、いつか海外で工場立ち上げのプロジェクトに携わることが夢です。
- 舒さん
- 大変だよ…?(笑)
- 胡さん
- 本当に大変だと思いますが、挑戦してみたい気持ちがあります。
日鉄物産のここが好きを教えてください。
- 尹さん
- 国籍に関係なく一人一人と真剣に向き合う姿勢が好きです。社内だけでなく、メーカーやお客様に対しても同じ姿勢で接する会社だと感じます。
- 舒さん
- ダイバーシティを実現している職場で、幅広い業務に携われることに魅力を感じます。若手でも現場と直接関わる機会が多く、一定の裁量権を持って働くことができる環境だと思います。
- 胡さん
- この業界で必要な知識を身につけるための社内検定があり、企業全体で一定の水準を保っている点が優れていると思います。営業だけでなく他部署の社員でも平等に受講する制度があり、業界人として自分の価値を高められる環境が整っています。

MESSAGE
日鉄物産を志望する就活生に向けたメッセージ
- 舒さん
- 国籍に関係なく、モチベーションや能力を見て活躍の場を用意してくれる会社です。チャレンジ精神のある方をぜひお待ちしています!
- 胡さん
- 日鉄物産は業務の幅が広く、基盤や教育体制もしっかりしているので安心して働くことができます。外国籍の方は日本での就職活動は大変苦労されることもあるかと思いますが、努力して自分の強みを存分に発揮してほしいと思います。
- 尹さん
- 個性をしっかりと見てくれる会社で、若手でも一定の裁量権を持って仕事ができます。先輩方は後輩の教育にも丁寧に取り組んで下さるため、商社ならではの広い人脈を築くことができます。ぜひ一緒に働きましょう!
