本ニュースは住金物産株式会社として発信されたニュースです。
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ミャンマーの衣料品製造会社の株式取得について

2013年05月09日

住金物産株式会社は、ミャンマーにおいてコート・ジャケット等の布帛製品の製造を行っているスーツスター株式会社(社長:趙 顕五)の株式80%を5月に取得いたしました。
住金物産におけるミャンマーへの直接投資は、今回が初めてとなります。

住金物産は、アセアン諸国における繊維製品のOEM生産拠点の強化を図っており、ミャンマーにおいては、2005年よりOEM生産を開始しております。2011年には、スーツスター社と生産ライン保証契約を締結し、日本向けコート・ジャケット等の布帛製品の生産を開始いたしました。また、スーツスター社の他3社とも、同じく生産ライン保証契約を締結し、布帛製品、カットソーなどの生産を行っており、さらに、2012年2月には、現地総合物流会社Myanmar Round The World Logistics Ltd.と業務提携し、繊維製品のOEM生産における生産管理業務等を開始しております。

今般、ミャンマーの開放・民主化が進みつつあることから、さらに強固な生産体制を構築するため、日本向け生産に適したスーツスター社を自社工場としたもので、今年度は約60万着の生産を行う計画です。

また、ミャンマーにおける当社のOEM生産は、2012年度で約330万枚となっており、早期に700万枚体制を確立する計画です。

会社概要(住金物産の株式取得後)

社名 スーツスター株式会社(Suitstar Garment Co., Ltd.)
所在地 No.2, Nyung Inn Junction, Ward 9, Bago Township, Bago Division, Union of Myanmar
代表者 社長:趙 顕五
事業内容 布帛製品の製造
資本金 9億チャット(約1億円)
設立 2011年6月
主要株主
  • 住金物産㈱ 80%
  • 鄭 東鎮 他 20%
従業員 約1,400名

以上