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アセアン地域において衣料品製造の3工場を新設

2011年10月31日

住金物産株式会社は、海外における衣料品製造拠点の増強を図るため、ベトナムに1工場、インドネシアに2工場を新設し、いずれも本年末から順次生産を開始いたします。

ベトナムにおいては、独資で新会社(※(1))を設立し、婦人衣料品の製造を行います。インドネシアにおいては、現地企業と合弁で新会社(※(2))を設立し、また、既設の独資の衣料品製造会社(※(3))に新工場を建設し、いずれも紳士衣料品の製造を行います。これら3拠点への総投資額は、約7億円となります。

住金物産は、繊維製品のOEM(相手先ブランドによる製造)・ODM(相手先ブランドのデザイン・製造)事業を主軸としており、紳士・婦人・子供用のファッション衣料品、スーツ、学生服、スポーツ衣料、ユニフォーム、インナーウェア、寝装品など幅広く扱い、主力の海外生産では、現況、中国が90%を占 めております。
中国における生産コストの上昇などに対応するため、中国内での生産・物流効率のアップを図るとともに、アセアン全域に自社工場や協力工場などの生産拠点の拡大を図っており、その一環として自社工場を新設するものです。

住金物産は、アセアン地域への生産拠点拡大を図り、当面、同地域における生産比率を現状の10%から30%以上に引き上げる計画で、中国・アセアン両極における生産体制を一段と強化してまいります。

会社概要

(1)<ベトナム>エスビー・パール・ファッション(S.B. Pearl Fashion Co., Ltd.)

所在地

ベトナム・ホーチミン市

代表者

社長:入江 英二

事業内容

婦人衣料品の製造

資本金

US$1,000千

設立

2011年9月

稼動

2011年12月(予定)

主要株主

住金物産㈱ 100%

従業員

630名(予定)

(2)<インドネシア>ピー・ティー・サクラ・メラティ・ガーメント・インドネシア(P.T. Sakura Melati Garment Indonesia)

所在地

インドネシア・ジャワ島中部ブルワカルタ

代表者

社長:赤松 博巳

事業内容

紳士衣料品の製造

資本金

US$870千

設立

2011年9月

稼動

2011年12月(予定)

主要株主

住金物産㈱ 60%
Busana Apparel Group 40%

従業員

280名(予定)

  • Busana Apparel Group: ブサナ・アパレル・グループ。設立約30年の歴史を持つ総合縫製企業。インドネシア国内に縫製工場18ヶ所、従業員1万6千名。

(3)<インドネシア>ピー・ティー・ブンガワン・ソロ・ガーメント・インドネシア(P.T. Bengawan Solo Garment Indonesia)

所在地

インドネシア・ジャワ島中部ソロ

代表者

社長:植田 文裕

事業内容

紳士衣料品の製造

資本金

US$1,500千

設立

2001年1月

稼動

既存工場 2001年11月
新工場 2012年5月(予定)

主要株主

住金物産㈱ 100%

従業員

約1,000名(予定)

以上