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米国におけるプレス成形品事業の開始について

2011年10月12日

住金物産株式会社は、米国において1996年に設立した鋼板加工センター、ケンタッキー・スティール・センター(Kentucky Steel Center Inc. 以下、KSC)に、新たにプレス機械を導入しプレス成形品事業を開始いたします。

KSCは、1996年7月、米国における日系企業を中心とする自動車・家電関連等の需要に対応するため設立いたしました。その後、2003年にはス リッター、レベラーを各2基体制に、2005年にはスリッター3基体制に設備増強を実施し、さらに2008年9月にはテネシー工場を建設しブランキングプ レスを導入し、現在では、熱延鋼板・冷延鋼板・表面処理鋼板など年間70,000トンを加工、現地にて販売を行っております。

このたび、より加工度の高い分野への進出を図り、需要家の要望に沿ったジャスト・イン・タイムでの製品の納入体制を構築するため、テネシー工場に 200トン プレス機4台を連結したタンデムプレスラインを設置し、プレス成形品事業を開始いたします。
プレスラインは、2011年12月には稼動の予定で、投資額は、約2億円です。

住金物産は、2011年9月、インドにおいてもプレス成形品の事業会社、スミキンブッサン・スティール・サービスセンター・インディア(Sumikin Bussan Steel Service Center India Pvt.Ltd.)を設立しており、米国に続き2012年には生産を開始する予定で、今後も当事業分野のグローバルな拡大に注力してまいります。

会社概要

社名 ケンタッキー・スティール・センター・インク
Kentucky Steel Center, Inc.
所在地
  • 本社・工場 : ケンタッキー州ベレア
  • テネシー工場 : テネシー州マスコット
代表者 取締役社長 元二 誠司
事業内容 鋼板の切断加工
資本金 800万US$
設立 1996年7月
株主
  • 住金物産㈱ 85.8%
  • 米国住金物産㈱ 11.4%
  • 関包スチール㈱ 2.8%
売上高 4,460万US$(2010年12月期)
従業員 52名
主要設備 スリッター 3基、レベラー 2基、ブランキングプレス 1基 他

以上