米国インピンジ社製RFID最新機器「エックス・アレイ」の販売開始について

2014年09月05日

日鉄住金物産株式会社(本社:東京都港区、社長:宮坂 一郎、以下「NSSB」)は、米国インピンジ社(Impinj Inc.)製の最新RFIDタグ読み取り機「エックス・アレイ(xArray)」の販売を今秋より開始いたします。

インピンジ社は、米国ワシントン州シアトルに本社を置くUHF帯RFID機器の専門メーカーで、RFIDタグチップ、リーダライタ、アンテナ等各機器の販売シェア世界No.1を維持している先進的企業です。

NSSBは、日本国内におけるインピンジ社製品の総輸入代理店として、2009年8月より、RFIDタグ読み取り機「スピードウェイ(Speedway)」等の販売をおこなってまいりました。

近年、RFIDは、複数一括読み取りや情報の追記・書き換えが可能などの特長により、自動車製造ライン、食品製造ライン等の工場、アパレル業界等の小売店頭、物流等の幅広い分野で急速に普及が進んでおります。これまでのRFIDの主な用途であった業務効率化への活用に加え、人や物のロケーションや移動の管理に対するニーズが高まってきており、今回発売する「エックス・アレイ」は、こうしたニーズに的確に対応し、お客様の新たなビジネスモデル構築を強力に支援する製品となっております。

「エックス・アレイ」の特徴

「エックス・アレイ」(型番:IPJ-REV-R680-JP2)は、52本の二次元直線偏波ビームを形成するアンテナ配置を有したリーダライタとアンテナの一体型機器です。このビームが常に円を描くように回りながら電波を出し続けることで、これまでに難しいとされていたICタグの位置情報と移動履歴を広い範囲で常にモニタリングし続けることが可能になります。

「エックス・アレイ」の用途

「エックス・アレイ」を使用することにより、製造ラインにおける作業者の動線把握、物品管理をより正確に可視化し、小売店頭での商品管理や業務(入荷、品出し、棚卸等)の自動化、商品の陳列状態の可視化を可能にします。また資産管理など安心・安全の観点でも活用でき、アミューズメントパーク、リゾート施設等の活用範囲の拡大が期待されます。

NSSBは、従来のRFIDタグ読み取り機「スピードウェイ」に加え、新製品「エックス・アレイ」の販売を、流通・小売業界のみならず、製造・物流・アミューズメントの分野まで広げ、年間1,500台の販売を目指してまいります。

なお、NSSBは、9月10日(水)~12日(金)、東京ビックサイトで開催される自動認識総合展に出展いたします。

  • 商品に関するお問い合わせ
    SCM・事業開発部 事業開発第一課 TEL:03-5412-5073 FAX:03-5412-5175

商品ロゴ

xArray

使用例<アパレル店頭>

以上

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