本ニュースは住金物産株式会社として発信されたニュースです。
記事は当時のものを掲載しておりますので、ご了承ください。

マレーシアにおける太陽光発電事業への参入について

2012年05月23日

住金物産株式会社は、海外でのインフラ事業の拡大と環境対応型ビジネスの推進を目的に、タイ国での大規模太陽光発電事業参入に続き、マレーシアにおいても太陽光発電事業に参入いたします。

住金物産は、現地エンジニアリング会社のケムニン・ストラクチャー社(Kemuning Structure Sdn.Bhd.)と共同で、太陽光発電運営会社:ケムニン・スミキンブッサン社(Kemuning Sumikin Bussan Sdn. Bhd.)を設立し、本年1月に、マレーシア政府再生可能エネルギー庁(Sustainable Energy Development Authority)より事業認可を取得いたしました。

同社は、首都クアラルンプール南西のセランゴール州クアラ・ランガットに、約20,000m2の土地を確保し、発電能力1,000KWの太陽光発電所を建設する予定で、2012年11月の運転開始を目指しております。出力された電力は、同国の“再生可能エネルギー電力の全量買取制度”を利用し、現地電力会社テナガ・ナショナル社(Tenaga National Sdn. Bhd.)に全量販売いたします。

住金物産は、先行する電力事業として、タイ国ロジャナ工業団地内に併設して、天然ガス焚き発電を行なうロジャナ・パワー社に出資しております。同社は、現在264,000KWの発電能力を有し、タイ電力公社(EGAT)に安定して卸販売を行なっているほか、ロジャナ工業団地に入居する企業に電力と蒸気を販売しています。
また、ロジャナ工業団地内で、最大出力24,000KWの発電能力を持つ大規模太陽光発電事業を開始することとし、運営会社のロジャナ・エナジー社にも出資を行なっており、住金物産グループとして、引き続き、太陽光発電事業など海外のインフラ事業を積極的に推進してまいります。

運営会社概要

社名

ケムニン・スミキンブッサン(Kemuning Sumikin Bussan Sdn. Bhd.)

所在地

マレーシア、セランゴール州クアラ・ランガット(Kuala Lagat, Selangor)

代表者

Max Tham Weng Hoe

事業内容

太陽光発電による電力の販売

設立

2011年7月

資本金

RM4,120千

株主
  • Kemuning Structure Sdn.Bhd. 51%
  • 住金物産㈱ 49%

以上